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2022/08/29
鳩山工場内、樹脂窓展示スペースのご紹介

埼玉県比企郡鳩山町にあるマテックス鳩山センター内にて高性能な樹脂窓をご覧いただける展示スペースをオープンしています。

鳩山センターでは、これまで一般的に使用されてきたアルミ製の窓に比べて、より高い断熱性能を持つ樹脂製の窓を製造しています。今までの「工場見学」は製造工程を見学した後に、並べられた完成品の樹脂窓をご覧頂く、という流れでしたが、今回、住宅展示場のような展示スペースを2部屋開設した事により、より住宅の一部として樹脂窓を見ていただくことができるようになりました。また、今回の展示スペースは樹脂窓だけでなく、空間全体としてトータルなご提案をするために、使用する壁仕上げ材や床材、インテリアにも非常にこだわりをもった内容となっています。

写真右側の部屋は「シンプルでシックなイメージ」で仕上げました。床材にはヘリンボーンという魚の骨を模した柄を採用し壁にはモルタルを薄く塗りました。モルタルを塗ることで、クロスと違い張り替えが不要というメリットがあります。そこにヨーロッパの教会で実際に使用されていたアンティークの机と椅子をレイアウトしています。

写真左側の部屋は「ナチュラルなイメージ」で仕上げました。床はレッドパインの無垢床材で天然素材の塗料(オイル)を塗っています。また、窓の額縁もニュージーパイン無垢材としました。壁はスイスの天然漆喰で仕上げ、漆喰にはモルタルと同様にクロスの張り替えが不要というほかに、湿度の調整をしてくれるというメリットもあります。

部屋と部屋を繋ぐ間仕切り壁には、また違ったテイストを盛り込んでいます。壁材にはドイツの古紙100%の紙クロスに漆喰調の塗料を使用、植物系のインクを使用しているドイツの古紙を使うことで環境にも配慮しています。室内窓は日本の杉材を使用した窓枠に昭和のレトロガラスをリユースしたものをはめ込んでいます。こちらの室内窓はマテックスオリジナルの製品「マドリノ」です。

そして両方の部屋には、鳩山センターで製造可能な樹脂窓の全ての窓種を展示しておりますので用途に応じて選定いただけます。

鳩山樹脂窓展示スペースでは、樹脂窓の持つ高い断熱性と併せて、「部屋のインテリアとしての樹脂窓」も体感していただけるものと思っております。鳩山センターに見学にいらした際には、ぜひ樹脂窓展示スペースもご覧ください。