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2020/11/17
第44回マテックスフェアー2020 開催

2020年10月3日(土)、マテックスフェアー2020ウェブサイトをオープン致しました。
コロナ禍に多くの企業が展示会等の催しのオンライン化を進める中、弊社はオフライン(リアル)の重要性を何とかして表現したいという想いから、ハイブリッド型展示会を企画しました。セミナーや商品などをデジタルコンテンツとして視聴、閲覧頂けることを大前提とし、東京ドームプリズムホールにて実際の展示会場も設営、無観客の会場内をオンラインで営業担当者がスマートフォンと自撮り棒でお客様をご案内しました。
マテックスフェアー44回開催の歴史上、初めてのチャレンジとなりましたが、その背景には当社の創業100周年を8年後に見据えた新コーポレートアイデンティティー(CI)である「Marvelous(素晴らしく),Attractive(魅力的な) Experience.(体験)」がありました。

■テーマは、「さらなる高みへ-体験を価値に変える-」
オンラインで開催することができても、お客様が視聴する術を知らなければ意味がありません。開催にあたり、まずは事前に、オンラインミーティングツールZoomを使ったことがないお客様へ使い方の説明をさせて頂くことからはじめました。はじめはZoomの取り扱いに乗り気ではなかったお客様も、一緒に使い方を学び、いざ繋がってみると「コレ、意外といいね」と言ってくださりました。ネットでつながることに対しての苦手意識が徐々になくなっていく事を感じ、私たち社員も当日視聴頂けるコンテンツのお知らせに熱が入ります。特製チラシやCM調の動画を作成するなど、工夫を重ねながらお客様へ情報をお届けしました。そこには、オンラインとリアルの両方を場面によって上手く活用することにより、新たな可能性が広がっていくことを一緒に体験してほしいという強い想いがありました。コロナの影響でイベント開催を中止せざるを得ない状況にあるお客様に、マテックスができたのだからできる!と考えて頂きたいのです。

■マテックスフェアーだからこそ体験できる、セミナーやコンテンツが目白押し
特別セミナーの一つ目は、「“脱プラスチック”への挑戦〜持続可能な地球をめざして〜」と題し、NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサーの堅達京子様より、脱プラスチックに向けた計画や対策を考えるきっかけとなるお話をご提供頂きました。
二つ目は、「地域企業の未来をつくるマイクロ・ブランディング」というテーマで、㈱新建新聞社の三浦祐成様をお迎えし、マイクロ・ブランディング(顧客体験やつながりをつうじて独自性や魅力を伝えていく生活者主体のブランディング)の実践者である、㈱友安製作所の友安啓則様と㈱サンプロの青柳弘昭様とのトークセッションを交え、顧客に選ばれる地域企業についてお話頂きました。
ライブステージでは、漫才コンビ「磁石」のお二人に司会を務めて頂き、出展企業様の商品をご紹介、その他にも、窓辺づくりに役立つ情報をお届けする「madolino(マドリノ)」コーナーからのライブ配信や、弊社各事業所とZoomでつながる企画など見ごたえ満載の内容でお届けしました。

■「体験を価値に」、それぞれの意味
ある社員がスマートフォン越しに商談をしているときのエピソードです。お客様は、携帯の画面越しにメーカー担当者様からの説明を聞きながらその商品をご覧になっていました。商品の素材について話が及んだ際に、社員が商品を触りながら実際に感触を確かめて頂けないのが残念であることをお伝えすると、お客様が自分の手で画面を触るような身振りをされました。画面越しに商品を触りながら冗談交じりにその感触を伝えてくれたのです。当然、実際に触れたわけではないので感触は分かりませんが、そのとき、みんなが笑顔になったことは言うまでもありません。オンラインとリアルを融合した新しい展示会、未知なるチャレンジに試行錯誤している私たちに、お客様が歩み寄ってくれていることを感じられた瞬間でした。会場だけでなく、マテックスのあちらこちらで、様々な新たな体験が生まれ、それが価値へと変わっていくことを実感しました。

■まだまだつづく、マテックスフェアー
マテックスは引き続き、試行錯誤しながら、新しい商品、新たな体験、窓辺づくりや暮らしに役立つ情報を、発信し続けていきます。ただ一方的に発信し続けるのではなく、受け取ってくださるお客様の声に耳を傾け寄り添いながら、仕入先様にご協力を頂きながら、共にさらなる高みを目指します。そして私たちは、今回の新たな体験を、価値に変えていく歩みを止めることはありません。
マテックスフェアーのオンライン会場、マテックスホールはコンテンツのバージョンアップをしながら2021年1月までご覧になれます。是非、ご来場下さい。
https://matexfair.jp/