~「窓辺の暮らしの豊かさは、人生の豊かさ」。
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左が弊社代表・松本浩志、右が株式会社エモーヴ代表・井尾さわこさん

▲左が弊社代表・松本浩志、右が株式会社エモーヴ代表・井尾さわこさん

窓辺をステキな空間に変える「窓辺のプチリノベーション」を提案する弊社の新サービス「madolino(マドリノ)」。

今回はその「madolino(マドリノ)」サイトのオープンを目前に控え、立ち上げから携わっていただいている株式会社エモーヴ代表取締役、井尾さわこさんと弊社代表松本との特別対談を実施しました。

対談では「madolino(マドリノ)」が誕生したいきさつや狙い、なぜ今、窓辺のプチリノベーションなのか?「madolino(マドリノ)」の今後についてなど貴重なお話をたっぷり語っていただきました。

松本
本日は、弊社の新WEBサイト「madolino(マドリノ)」のブランディングに立ち上げからご尽力いただいている、株式会社エモーヴ代表の井尾さわこさんをお迎えしました。
女性ならではのコンテンツを提供する自社サービス「アトリア」や女性の感性を生かした商品企画、企業のブランディングやコンサルティングを得意とされているエモーヴさんですが、共同でプロジェクトを進めさせていただく中で、弊社側もかなり刺激を受け、勉強させていただきました。
井尾
こちらこそ、ありがとうございます。「窓のコンシェルジュmadoka」など窓業界のイメージを変える働きをたくさんされている御社から新コンセプト「madolino(マドリノ)」のお話をいただいたときは、とても面白いプロジェクトになるなと感じました。
松本
本当ですか。ありがとうございます。井尾さんとお会いしたのは、共通の知人からエモーヴさんをご紹介いただいたことがきっかけでしたね。
井尾
そうでしたね。「どうしても紹介したい会社がある」と言われてお会いしたのが始まりでした。御社が既存サービスについてリブランディングを検討していると伺ったので、そこで「madolino(マドリノ)」につながるプロジェクトを提案させていただきました。
松本
プロジェクトがスタートしたのは1年前でしたね。当時は弊社が4名、エモーヴさんが3名の計7名体制でのスタートでした。井尾さんは「madolino(マドリノ)」をブランディングするために、まずは何が必要だと考えましたか?
井尾
私たちが初めて「窓辺のプチリノベーション」=「madolino(マドリノ)」のお話を伺った時、「窓を売る」のではなく、カスタマイズで「窓辺が豊かにできる」ことをユーザーに伝えたい、という御社の思いを知り、「機能型」ではなく「感性型」のアプローチが有効と考えました。
インテリアに興味がある幅広いターゲットが、ワクワクするようなデザインの提供を皮切りに、窓の魅力を知ってもらう。それこそが「madolino(マドリノ)」に必要な「ブランディング」だと感じたのです。
松本
そこが入口でしたね。もともと弊社は「インテリアとしての窓を切り口に、窓の魅力に気づいてもらう」という考え方を打ち出してきました。住まいの中で、インテリアとして窓を考えるシーンはかなり限られています。質感や色味、カーテンやブラインドのデザインでしか表現できなかった「窓」を、「窓辺」に変えて、空間全体を彩るインテリアに変えていきたい、ありそうでなかった挑戦です。
井尾
いいですね。窓はインテリアとしても魅力的なモチーフだと思います。新しい空気が入ってくる場所ですし、外を眺めながら未来を思い描く場所でもある。見えないドラマがたくさん描かれているはずなのに「窓を買う」「窓を替える」となったとたん、住まいの一設備として捉えられてしまうのはもったいないですよね。例えば、海外にはあえて窓の写真のみを撮影し続けているアーティストがいます。それだけ、窓が魅力的なモチーフだということです。

井尾さわこ

井尾さわこ
株式会社エモーヴ 代表取締役
大阪芸術大学卒業後、グラフィックデザイナーとして経験を積み、音楽活動・アクセサリーブランドを立ち上げフリーランスとして活動。その後、2012 年STRAMD にて経営課題を最新のデザイン思考で解決する事例を学び、株式会社エモーヴを設立。ブランディング・ソーシャルデザイン事業を展開する中、2014 年から女性の社会での活躍をテーマに「自分の生き方を自らクリエイトしよう!ワタシクリエイト」をコンセプトにしたイベントを企画し、2016 年より、内省・自己受容・自己探求など「真の女性の心の自立」をテーマにしたサロン・講座の提供をスタート。
http://emorv.com/blog/

松本浩志

松本浩志
マテックス株式会社、代表取締役社長
平成21年の代表就任以来、経営理念の明文化とその実現を推し進めると同時に、コア・バリューを基軸とした組織づくりとリーダーシップスタイルの転換に取り組む。「窓をつうじて社会に貢献する」ことを第一義に掲げ、CSR大賞「特別賞」や、経済産業大臣表彰である「先進的なリフォーム事業者表彰」を受賞。
松本
私も窓にはまだまだ気づかない、人を豊かにする可能性がたくさん詰まっていると思っています。井尾さんは今回のプロジェクトを通じて感じたこと、将来的にやってみたいことはありましたか?
井尾
そうですね。これからは様々な方の人生を豊かにできるような「窓辺のドラマ」を作り出すお手伝いができればいいなと感じました。
松本
ありがとうございます。これまで弊社では窓の性能や機能を中心としたアプローチが多く、比較的年齢層の高いユーザーの共感を得てきましたが、これからは感性型のアプローチも強化し、20代、30代の女性を含めた幅広い層の方々に興味を持っていただきたいと考えています。 そこで今回のプロジェクトでは、エモーヴさんからブランディングに必要なペルソナ像(具体的なユーザー像)の設定についても、教えていただきました。改めてそのペルソナ像をご説明いただけますか?
井尾
はい。今回のペルソナ像では、4人の女性を設定しました。なぜなら、住まいについては女性が主導権を握っていることが多いため、感性型ブランディングには欠かせない存在だと感じたからです。 さらにペルソナ設定では、年代はもちろん、既婚・未婚、兄弟の有無、住まいの状況、さらには「外食より自炊派」「ファッションに目がない」「年1回はハワイ」といった趣味や趣向、読んでいる雑誌や好きなタレント、休日の過ごし方まで決めていきます。 例えば、1人目は「暮らしを豊かにするのが好きな人」2人目は「彼氏と将来結婚を考えている人」3人目は「窓リフォームを今すぐしたい人」4人目は「意識の高いクリエイティブママ」と設定し、各項目を記載していきます。

ペルソナ例

ペルソナ例

育休を3年とって、復職のため、縫製キットを購入しハンドメイドで保育園準備。 休日はもっぱら、子供との時間を夫婦で大切にしている。

夫婦の時間の日本酒の晩酌のつまみづくり、快適な暮らしを求めて、CIY・DIY を日課としている。若い頃は某ブランドなどのアパレルを中心としていたが、最近は、素材や、エシカルものを中心に時に、古着をカスタムして、自分流のファッションを楽しむ。カバンや靴はベーシックで長く使える良いものを選ぶ。

子供の写真を自分で撮るのにはまっていて、趣味のオリジナルアロマオイルを友達にプレゼントするのが楽しみ。最近お茶のおけいこをはじめる。自由が丘・神楽坂・中目黒に出没

このように、とことん具体的な一人称を設定することによって「どういう人に届けたいのか」をイメージして、ペルソナの心に響く商品やサービスを考え、WEBを展開していくことができます。 今回の「madolino(マドリノ)」では、年齢よりもライフスタイルや趣味趣向に重きを置いて、多様な方々に訪れていただける設定をしました。
松本
すごいですよね。弊社では「家のリフォームを考えている50代、60代をイメージ」といった設定はこれまでもしてきたんですが、エモーヴさんのペルソナ像は、様々な側面から具体的なイメージを広げて、緻密に作り上げられていることに驚きましたし、非常に勉強になりました。プロジェクトの入口は、設定されたペルソナ像に対して「madolino(マドリノ)」をどう表現し、お届けするのか、だったので、非常にいいスタートになったと思います。

高性能+デザイン性で、心身ともに快適な窓づくり

井尾
今回のプロジェクトには、松本社長が掲げる「窓辺のプチリノベーション」というキーワードが肝になっていますよね?
松本
はい。先ほども少し触れましたが、これまで窓の魅力をアピールする時、どうしても「家の中が寒い・暑い」「結露がひどい」「騒音に悩んでいる」といった課題を解決する「機能性」が基軸になっていました。「あなたの悩みに対して、こういう機能を持った窓はどうでしょう」という訴求です。これらの考え方はもちろん大切なことなのですが、これからは捉え方を窓単体ではなく「窓辺」として、デザイン性にもこだわりながら、豊かな窓辺空間に変えていきたい。この思いを「窓辺のプチリノベーション」で実現していきたいと考えています。
井尾
その思いを伺って私たちが重視したのは、高性能+デザイン性、両方のアピールでした。「リノベーション」「インテリアデザイン」という言葉を使うと、ついデザイン性ばかりに重きを置きがちですが、「窓辺のプチリノベーション」に関しては、異なる軸の魅力両方を伝えることで「窓辺は心身ともに健康で快適性が得られる場所」というイメージづくりができ、より一層幅広いターゲットに注目してもらえると感じました。考えてみると、住まいには窓が必ずありますし、窓辺が快適に過ごせる空間であれば豊かなライフスタイルにもつながると思います。
松本
私もそう思います。それに窓って生活する上で欠かせない、とても重要な役割を果たしているんです。日本の住宅には「有効開口面積」という考え方があって、採光や換気の観点から、人が住む空間の床面積に対して、窓の開口面積を7分の1以上確保するように定められています。つまり、建物の10%以上を窓が占めている。かなりインパクトのある割合だと思いませんか。
井尾
はい。実際、住まいには都会の様々な事情から使われていない窓も少なくありません。例えば「外からの目が気になる」といった理由で、窓全体を荷物で隠してしまうケースなど。こういった窓辺の悩みも解決できるオリジナル家具やデザイン、レシピ開発(コーディネイトプラン)ができれば、悩みを抱える生活者と新しいライフスタイルを求めるユーザー、両方の心をつかむことができると考えました。
松本
一言で窓辺のデザインといっても、一般の方には少しわかりにくいかもしれませんね。窓自体は平面ですが、壁、床、天井を加えて空間としてとらえていくわけです。

弊社の新サービス「madolino」はこちら → madolino(マドリノ)http://madolino.jp

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